社員インタビュー

現場だけでなく、会社でも先頭に立って みんなを引っ張っていきたい。

馬場 勝仁

2009年中途入社

トップダウンではなく、みんなで話し合う風土がある。


前職ではライン工をしていたのですが、リーマンショックのときに会社がなくなってしまって…。とにかく次を探していたときに出逢ったのがここでした。決め手になったことは2つ。ひとつは、面接で仕事を見学させてもらったとき、すごく和やかな雰囲気で仲良く作業されているのを見て「ここなら自分もやっていけそうだな」と思ったこと。もうひとつは、面接で社長から「前職で班長をしていたなら人をひっぱっていけるかな」と、日々の作業だけでなく会社づくりへの期待をしてもらったことです。その言葉で「ここで成長していく」ということを一気に自覚したように思います。実際入ってみたら思ったとおり、自分の意見をよく聞いてくれて、ただ上からの指示で動くのではなく、みんなで話し合って決めていく風土がありました。入社して10年ほどたちますが、それはいまだにすごいなと思いますね。今は自分がしてもらったように、後輩の話をよく聞いて困ったことがあれば相談しやすい関係をつくるようにしています。

段取りがすべて。効率良く仕事が終わると気持ちいい。


日本製鉄名古屋製鉄所の構内の1m幅側溝の清掃作業を担当しています。具体的には、側溝に流れた鉄の原料などの堆積物を、高圧洗浄車や吸引車をつかってキレイにしていく作業です。といっても一人で行うわけではなく、高圧洗浄機で堆積物を飛ばす人、飛ばした堆積物を吸引して捨て場に運ぶ人、高圧洗浄車を出す人、そして指揮する人とに分かれてチームで行います。一人では絶対にできないですね。最近は側溝だけでなく、別の現場の清掃をまかされることもよくあります。堆積物を飛ばして吸引して捨てる、という作業は同じですが、現場が違えば清掃の方法も、細かく言えば車を停める位置なども変わる。それを現場ごとに組み立てていくのが楽しいですね。「段取り八分」とよく言われますが、安全に配慮しながら事前に誰が何をしてどう動くかを決めることが重要です。そして、狙い通り効率よく仕事を終えられたときは気持ちいいですね。

社長がやってくれているように、今度は自分が先頭に立つ側に。


私が今こうして仕事ができているのは、社長のおかげ。社長から直接仕事を教わることが多かったんです。社長は一番汚れるような仕事でも、自ら先頭に立って「こうしてやるんだぞ」と体を張って教えてくれます。入社以来、初めての仕事をするときはいつも社長がイチから教えてくれたのを今でも覚えています。人数の少ない会社ですから、今度は自分が会社をひっぱっていく側としてやっていきたいなと思っています。仕事には向き不向きがあると思いますし、年齢を重ねればやはり、若い人に比べて力仕事はむずかしくなる。幸い、ここには体をつかう仕事もあれば頭をつかう仕事もありますので、人の適性を見ながら旗振りができるようになれたらと思っています。

一日の流れ

8:15ミーティング、現場へ移動し段取り開始

10:00車の配置、道具の設置場所を決定。

12:00昼食

13:00作業再開

17:00終業

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