社員インタビュー
お客様の発展に貢献し、安全に強い会社をつくりたい。
朴 秀也
2015年中途入社
創業者である祖父に安心してもらうために戻ってきました。
東海労機は私の祖父が創業した会社。中学生くらいの時から、いずれ会社を継ぐんだろうなということを意識し始めました。だから大学ではマーケティングを専攻し、お金の稼ぎ方や経営について学びました。卒業後は、社会経験のために広告代理店に就職。もともと5年で家に戻ってくるつもりだったのですが、ちょうど5年経った頃に祖母が体調を崩してしまい、安心してもらいたいという思いで戻ってきました。1m側溝と呼ばれる日本製鉄名古屋製鉄所の構内の水路を専用の機械を使って掃除するのが仕事なのですが、体をつかう仕事なので最初は辛さを感じましたね。ただ、みるみるうちにキレイになっていく様子を見ると清々しい気持ちになりますし、効率よく作業するためには頭もつかう。やっていくうちにどんどん楽しくなっていきました。お客様から「すごいキレイになったね、ありがとう」と言ってもらえるのが一番うれしいですね。
五十数年分の汚れを、特殊な技術で驚くほどキレイに。
製鉄所内で鉄をつくる工程では水を排出する際に、どうしても鉄の原料などが一緒に流れ出て固まっていきます。それをそのままにしておくと、海を汚すことにもつながってしまうため、私たちが洗浄車など特殊な機械、特殊な技術をつかって鉄の原料の泥を崩し、バキュームで吸引するというわけです。これまでで一番印象に残っている仕事は、名古屋製鉄所ができて一度も清掃したことがない場所の掃除を手掛けたこと。通常の仕事に比べ、技術や経験を要することから、私たちにお声がけいただきました。その場所というのが鉄を薄く伸ばすためのコンベアの下。範囲が広いのでまだ継続中ではあるのですが、掃除を行った場所を見た担当者の方が、「この場所の元の姿を初めて見ました」と驚くくらいにキレイになり、とても感謝されました。
年齢や立場に関係なく、思ったことを自由に言える職場。
いずれ自分が継ぐことを見据え、会社全体のことについても色々と考えています。当社は20代から60代までが幅広く働いている職場です。最低限の礼儀やマナーはあってしかるべきだと思いますが、堅苦しいことは言わない。みんな思ったことを口にしようという方針でやっていますので、年齢とか立場に関係なくなんでも自由に発言できる環境です。僕は今ちょうど社長と社員の間の立場にいるので、お互いの橋渡しをできればいいですね。